【鏡の法則】引き寄せの法則は自分の鏡。道端ジェシカさんが幸せでいられる本当の理由
道端ジェシカ著「幸せのある場所」
前回の記事(必ず幸せを手にする道端ジェシカさんの本に学ぶ! 引き寄せの法則~引き寄せノート&感謝のノート編~)では、道端ジェシカさんが実践している引き寄せの法則についてお伝えしました。
今回の記事では、道端ジェシカさん著「幸せのある場所」から学べる「ネガティブなことも引き寄せてしまう理由と、その対処法」についてお伝えします。
日々の出来事は自分の鏡
引き寄せの法則は、自分自身の中身と同じ波長のものを磁石のように引き寄せる法則です。
いい気分でいればいいものがたくさん集まりますし、幸せな気持ちはどんどん幸せを引き寄せます。
しかし、心の波長を忠実に外の世界にも再現させてしまうがゆえに、ネガティブなことが心の中にあればそれが引き寄せられてしまいます。
スピリチュアルな感性を駆使して前向きに生きていきたいと思っているのに、目の前にネガティブなことがたくさん起きてしまうのはとても悲しいですよね。
残念ながら、ポジティブでいようとしているのにネガティブなことを引き寄せてしまうのは、たしかにあることなのです。
引き寄せの法則によって導かれる現実は、今の自分が一体どんな思いを抱いているかを忠実に再現してくれる、一種の鏡のような存在になります。
なんだかイライラするような現実に囲まれていたり、誰かがイライラしているところがとても目に付いたりする時は、あなた自身の心の中にもイライラがくすぶっているから。
あなたが不安ばかり感じていると、その不安をさらに大きくするような現実を引き寄せてしまいます。
鏡に気が付かないとトラブルが絶えない
心の中を描き出すような鏡の法則に気が付かないと、同じ内容同じようなネガティブなことが次々と起こり、いつもトラブルに遭っているというようなことになりがちです。
もちろん自分のせいではないと思いたいでしょうし、周りにある理不尽な状況はあなたの責任ではないかもしれません。
それでもその状況にあなたがかかわらなければいけない状況になるのは、あなたの中にあるネガティブな内面とマッチしているから。
仮に一つのネガティブな状況を乗り越えても、鏡の法則に気が付かないといつまでも同じようなネガティブな状況が続いてしまいます。
出会う他人は鏡になることも
あなたの周りに怒りっぽくて、笑顔が少なく、いつも周りに当たり散らしているような人はいませんか?
その人を周りの人はどうやって接しているでしょうか。
笑顔で話しかけたりしないし、できるだけ離れて過ごそうとするでしょう。
客観的に見れば本人の無愛想な様子が人を遠ざけているのは自明ですよね。
ところが怒りっぽくしている本人は「自分は周りに恵まれない。周りは無愛想で不機嫌な人ばかりが集まっている」と感じているのです。
ネガティブな心に支配されているときは、同じことがあなたにも起こってしまいます。
ネガティブな感情を受け入れよう
ネガティブな感情を抱いてしまうと、どんどんネガティブな感情環境を引き寄せてしまう。だから絶対にネガティブなことを思わないようにしよう…と思うかもしれませんが、実はそれは危険。
あなたの心の奥を認められてもらえなかった感情があなたの心の中で渦巻いてどんどん心の中で傷を深めてしまうのです。
まずは、自分の気持ちを自分自身で認めてあげましょう。
傷ついている時に、誰かに優しく「仕方ないよね、辛いよね。こんなシチュエーションだったら怒ってもしょうがないよね」と共感してもらったらすごく安心しませんか?
同じことを自分にもしてあげましょう。
ネガティブな感情を抑え込むと、いつか爆発してしまいます。溜め込んだ感情が爆発するときは、さらに大きな深刻な問題となってネガティブな感情を引き寄せるような出来事を引き寄せてしまうのです。
だからこそあなたの中に生まれてしまったネガティブな感情は一旦きちんと認めてあげましょう。
塩まじないでネガティブな感情を書き出し、流してしまうのもいいアイディアだと思います。
自分の現実は自分で変えられる
ネガティブな感情になってしまうのは仕方がないこと。
そのことを受け入れた上で、もう一つステップアップするための考え方があります。
実は自分がどんな感情になるかというのは自分で選べるのです。
一つの出来事が起きた時には、ネガティブな感情もポジティブな気持ちも、一度にたくさんの感情が湧いてくるもの。
その中であなたが「いい」と思うポジティブな感情を選び、それを十分に味わってください。やがてポジティブな状態でいることが当たり前になります。
今現実に起こっていることを簡単に変えることはできませんし、他人を変えることはもっとできません。
あなたが変えられるたった一人の人物はあなた自身。そして、自分自身が変われば全てが変わっていきます。
道端ジェシカ著「幸せのある場所」